かっこいいエコを目指して。
使用済みタイヤの中でもリサイクルがしにくいと言われている乗用車用のタイヤの原料にこだわり、柔軟性・耐水性・耐熱性・非劣化性・消音性・衝撃吸収性など、 原材料であるタイヤゴムが持つ特徴・特性をそのまま生かした新素材「HEVEA」によってデザインされたバッグです。
リサイクル素材のバッグはトラックの幌やタイヤチューブを使ったものなど、いろいろな種類のものがあります。 その中でもこのヘヴェアが決定的に異なるのは素材自体から製造していることだと言えます。そのおかげでリサイクル前の印字や印刷が生地に残ることがなく、ビジネスに対応できるリサイクル・バッグを作ることができるのです。質感がしっかりとしている(重厚感がある)ので、ビジネスシーンによく似合うオススメのバッグです。
革の鞄と比べてもさほど重くなく(やや軽い)、匂いも最初は全く無いとは言わないですが、一ヶ月程度使っているとほとんど気にならなくなり、なにより、さりげなく「エコ」を始める姿勢がちょっとカッコイイと思います。
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思わず「へぇ!」と言ってしまった。
なんでもタイヤの廃棄量は世界で年間数十億本にもなる上に、耐久性や非劣化の研究を各メーカーがこぞって行った結果、土に埋めて100年経っても分解されないシロモノになっているらしいです。今のリサイクルの方法は、ほとんどがサーマルリサイクルという要は「燃料」にしてしまう方法で、CO2の排出やダイオキシンの発生などの「おつり」が問題となっていると言われています。
ヘヴェアというタイヤのリサイクル素材の特徴は次のとおり。
- 独自混合技術により、使用済みタイヤ70%を使用した新しいゴム生地を実現
- 多様な配合で作られた各メーカーのタイヤも、分別することなくリサイクルが可能
- 外部熱を加えず素材自体の摩擦熱による製造方法で,省エネルギーでリサイクル
- 使用済みタイヤの素材を溶融材が包み込む成型で、本来のゴムの臭いが少ない
その昔「フリース」素材はペットボトルの再利用というフレコミで一世を風靡しましたが、実際はペットボトルの再利用率は30%程度だったと記憶しています。そういうった見地からも「使用済みタイヤ70%」というのはスゴイですね。もっと付け加えておくと、最近のフリースは、ほとんどリサイクルではなく石油から製造されていると言われています。
素材の都合上、表面に部分的な光沢の強弱がつくというバラツキはどうしても出てしまうということですが、これこそ再生素材の「味」とカトーは考えています。
【このページのトップへ戻る】ヘベアの素材は製造工程上どうしても風合いが均一ではありません。下の写真のように光沢のあるものと、マットなものとに大きく分かれます。 もちろん、製造の過程で上記2つの風合いをごっちゃにして一つのバッグに使用することはしていないので、継ぎはぎのようなバッグということではないですが、若干の光沢のムラはあることはご理解いただきたいです。
へベアコレクションでは、それぞれのタイプ毎に素材感がわかるよう大きく写真を掲載しておくので、ぜひ検討する際に確認してください。
光沢のあるヘヴェア
光沢のあるヘヴェアは、生地の厚みが約1.5mm程度、革で例えると「カーフとコードバンの中間的なハリとコシ」とでも言うべきか、そして独特の弾力があります。
カトーもすでに2ヶ月愛用していますが、全く型崩れしない。表面にザラつきはあるものの、コーティングされているような感触で、すべりはよいです。
マットなヘヴェア
一方、マットなヘヴェアも生地の厚みは約1.5mm程度、光沢のあるヘヴェアに比べてよりしなやかで、よりゴムらしさがあります、 クレープ状のゴム引きというカンジですね。こちらもやはり独特の弾力性も備えており、表面はスリックタイヤのようにグリップ感があります。
また、これは光沢があるヘヴェアとどちらにも言えますが、防水性はさすがです。大雨に濡れようがサッとひと拭きでOKです。
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ヘベアの素材は革製品とほぼ同じ製造工程で作られます。大まかに、裁断
- スキ - マゲ・縫い - ファスナー金具付 - 裏地縫製 - まとめ縫い
- 仕上げ - 検品という流れ。
また、全ての工程は日本国内で行われます。理由はデザイナーと職人のコミュニケーションがよくとれ、互いの持ち味を生かしたやや甘みのあるテイストをつくり上げるためで、たしかに、いくら熟練した職人でもまったく新しい生地での生産となれば、デザイナーとの意思疎通は重要になると言えます。
1点1点丁寧に仕上げられる
革で言うなら「革すき」と呼ばれる折り返し部分の厚みを削る工程や、いせ込み部分も目打ちを使って丁寧に仕上げていく工程など、熟練の技術で1点1点丁寧に作られていきます。
デザイナーの熱い想い
新しい素材だけに、デザイナーの想いをしっかりと職人に伝えなければならない。できること、できないことをお互いにしっかりと共有し、ただカチカチのバッグを作るのではなく、適度な「甘さ」を持ったテイストを実現させるのがとても大変だそうです。
ヘヴェアはデザイナーと職人のコミュニケーションが潤滑となるよう国内生産にこだわっているのです。
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高機能がウリではないが、これなら十分。
昔、愛読していた「cut」という雑誌があり、これがちょっとデカくて本棚に仕舞うのに一苦労するんですが、 ご覧のブリーフケース・タイプに入るかと、久しぶりに持ちだしてみたところ、余裕で収まりました。よしよし。
使い勝手のよさそうなワインレッドのインナーポケットもうれしいですね。仕事の書類とは別に、移動中に読む雑誌などをサイドのポケットに入れておくといいかもしれません。
あと、最近はPCを収納できるといいんですが、専用のインナーケースは・・・ま、厚みは十分あるので、クッションケースに包んで入れるとしましょう。ACコードはサイドポケットに収まりそうです。
今回はブリーフケースでご紹介しましたが、それぞれのタイプは商品一覧から詳しく見られるようになっているので、ぜひ、ご覧ください。ついでに買うこともできるらしい・・・フフ。
高機能がウリのビジネスバッグではないですが、これなら十分だろうと、またもカトーは思います。
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